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  3. 信用情報機関とはどのような機関なのか

信用情報機関とはどのような機関なのか

信用情報機関とは、その名の通り、個人の信用情報を取り扱う機関です。 具体的には、以下の2種類で構成された情報が管理されています。

・個人を特定する内容(氏名、生年月日、住所、電話番号、勤務先など)
・ローンやクレジットの取引事実
(契約日、限度額、返済回数、返済金額、返済状況など)

貸金業者は信用情報機関に加盟することが義務付けられている

貸金業者は、信用情報機関の中でも、特に内閣総理大臣の指定を受けた
指定信用情報機関と呼ばれる、「JICC」と「CIC」という機関に
加盟することが義務付けられています。
他社が登録した情報を照会し、また自社の情報を登録することで、
貸金業者はひとりの顧客に対して相互に情報を共有し、
過剰貸し付けを行わないようにしているのです。
ここで言う過剰貸し付けとは、貸金業法に定められた総量規制のことで、
年収の3分の1を超える貸し付けのことです。
信用情報上、貸金業者からの借り入れが年収の3分の1まであれば、
貸金業者はその人に対して新たな融資はできないということになります。

この指定信用情報機関には、銀行系の会社なども、その多くが加盟しています。
そのため、貸金業法において総量規制の制約を受けているのは貸金業者だけですが、
貸金業者において融資の審査を行うときには、
貸金業者以外の取引状況も重要なポイントになってきます。
支払いが遅れているのはもちろんのこと、総量規制には引っかからなくても、
あまりに年収に見合わない債務を抱えている場合、
審査の目は厳しくなるのが当然です。

この信用情報機関には、借り入れにおけるあらゆる情報が登録されていると
考えてよいでしょう。
返済遅れについては特に延滞の情報として登録されたり、
債務整理や破産の情報、完済した情報についても残ります。
手数料を払えば、自分の信用情報がどのようなものなのかを確認することは
可能ですから、興味のある方は開示請求を行うのもいいかもしれません。
しかし、信用情報は、それぞれ定められた期間で保管・提供され、
誤登録でない限り、本人の希望であっても消すことはできない
という点には注意です。

ちなみに、この信用情報機関は、
本人の同意を得なければ、使うことは絶対にできません。
クレジットカードを作る際などは、非常に細かい文字がびっしり並んだ
申込書の中に、同意の確認が紛れていることがほとんどです。
いずれにせよ、同意しなければ申し込みもできないので、
同意しないということは無いかもしれませんが、申し込んで融資を
断られた場合でも信用情報機関には「申込みした」という情報がしっかり残ります。
信用情報は、その内容によって有利にも不利にも働きますから、
それを踏まえた上で、カードの申込みや返済を行うのがいいでしょう。