1. >
  2. >
  3. ブラックリストって?金融機関ではなくCIC等の信用情報機関が持つ

ブラックリストって?金融機関ではなくCIC等の信用情報機関が持つ

ブラックリストという言葉を聞いた事があるでしょうか?イメージ的には「人に貸せないリストの様な極秘のモノがあって限られた人しか見る事ができない」そして「一度リストにに載ってしまうと今後借入が出来ない」といった感じでしょうか。もしそんなリストがあるのなら是非見てみたいし、多くの人がどういうものなのか知りたい筈です。今回はブラックリストを含めた個人のローンに関連する信用情報について調べてみました。

信用情報機関について

3,000万円の住宅ローンの申し込みであれ、30万円のカードローンので申し込みであれ、クレジットカードの申し込みであれ、誰でも金融機関に借入の申し込みをした場合は必ず各金融機関において固有の審査を受けます。各金融機関はその審査時に、申し込みに来た人が今総額でどれだけの借入残高があるのか、返済はきちんとしているのかを調べて審査する事が法律で定められています。一定の無担保の借入残高は年収の1/3迄しか貸せない事も法律で定められています。では金融機関はどうやってそういった個人の信用情報を掴む事が出来るのでしょうか?

各金融機関は個人の信用情報は信用情報機関にアクセスして調査します。信用情報機関は幾つかある様ですが、貸金業法で指定された信用情報を管理する機関の一つにCIC(=CREDIT INFORMATION CENTER)というものがあります。CICとは昭和59年にクレジットカード会社の共同出資により設立された文字通りの信用情報機関です。金融機関はこういったCICのような信用情報機関を使って、申し込みに来た人の信用情報を調査して審査する事が法律で義務付けられているのです。

信用情報機関がもっている情報

信用情報機に登録される主な内容は、CICによると誰がいつ、どのような金融機関からどれだけの金額の借入をしたのか、そしてその借入の返済状況が良かったのか悪かったのか等が登録されます。つまり信用情報機関にアクセスすると、その様な情報が一目瞭然に分るのです。

問題はブラックという登録があるのかないのかという事ですが、重要な事はこの信用情報機関は会員金融機関から送られてきた情報を機械的に登録するだけで、お金を貸す貸さないの判断するのは個別の金融機関という事です。CICによるとブラックという登録は一切ないと断言しています。CICが行うのはあくまで返済に関する情報の登録だけで審査云々に関する事には一切触れていないのです。

但し返済に関する情報の中に延滞、破産、保証の履行等の情報も含まれています。まともな金融機関は過去に破産した人には融資をしません。こういう破産情報等を指してブラック情報というのではないのかと思われます。つまりある人が借入期間中に破産手続きをすると、利用していた金融機関がCICに、「こういう人が破産しました」という事実を申請します。そしてその情報がCICに一定の期間中登録されるという事になり、その人が次回どこの金融機関を利用して借入の申し込みをしようとしても、必ずそのCICの信用情報に当たってしまうという流れなのです。これが恐らくブラックリスト呼ばれるものの正体です。

名簿屋について

最近ある教育関連の事業を行っている企業の保有している個人会員の名簿が、大量に流失したという事件がありました。管理を任されていた人が業者に個人情報を売ってしまっていたのです。その企業は買ったその個人情報を更に色々な企業に売りさばいていた様です。 こうした個人の情報を売買する人の事を一般的には名簿屋と言います。

信用情報の業界でも1件につき何円とかで売買する名簿屋は存在する様です。例えば民事再生や先程の破産手続きは裁判所を介して行いその内容は、政府が発行する官報に記載されます。そういった情報を集めた名簿の様なもが出回っていた事を以前ずっと昔ですが聞いた事があります。今の様に個人情報保護法が無かった時代の話です。今ならそういった裁判所にのるような記録はCICの様な信用情報機関で調べれば分る事ですので、利用される事は無いとは思いますが、もしかしたら例えばの話しですがCICに加盟していない金融機関ではそういった情報は掴む事が出来ません。ですのでそういう所では今でもそういう名簿屋のリストは需要があるのかもしれません。もしそういった行為があるとすれば、違法に違いありませんが、そういうものは正にブラックリストと呼ばれるものかもしれません。