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みんなはどのくらい借りているの?~1人50万円

現在も貸金業者を利用している1260万人前後の人たちの
借り入れ状況は、どのようなものなのでしょうか。

賃金業者を利用している方の借入状況

借り入れ残高のある人が約1260万人なのに対して、
借り入れ残高のある契約の登録数は2050件前後となっています。
また、残高をすべて合計した金額が約6900億円。
これらを平均すると、1人あたり借り入れ残高のある契約が1.6件あって、
借り入れ残高の合計は54.6万円程度となります。
実はこの数字ですが、貸金業法の改正以降、減少の一途を辿っています。
改正翌年の2007年時点での1人あたり残高は、117万円となっていました。 今の平均54.6万円の倍以上だったわけです。

更に細かく見ていきましょう。
借り入れが1件の人は、778万人。1人あたりの残高は34.5万円です。
借り入れが2件の人は、287万人。1人あたりの残高68.2万円です。
ここまでで、借り入れ残高のある約1260万人のうちの大半になります。

借り入れが3件の人は、121万人。1人あたりの残高97.7万円です。
借り入れが4件の人は、48万人。1人あたりの残高127.9万円です。
借り入れが5件以上の人は、25万人。1人あたりの残高176.2万円です。

これらのデータを見てみると、借り入れ件数の平均は1.6件と出ていますが、
1件の人がダントツで多いことが分かります。
5件以上の借り入れでも、25万人もの人が取引を続けていますが、
人数は割合から言えば非常に少なくなっています。
しかし、2007年時点では、借り入れが1件の人は492万人と、
今よりかなり少なかったのです。
かわりに、借り入れが5件以上あるという人が171万人もいました。
貸金業法の改正前は、230万人にも上っていたというデータもあります。

年収の3分の1までしか融資してはいけないという総量規制や、
返済能力を確認するための収入証明書が必須になったこと、
その他非常に厳格になったルール、厳しい社会の目。
こういった貸金業法の改正が、非常に大きく作用しているのが分かりますね。

賃金業法改正後

2012年に行われた日本貸金業協会のリサーチによると、
貸金業法の改正以降に借り入れを申し込んだ人のうち、
およそ6割の人が希望通りの借り入れができたが、
およそ4割の人は希望通りの借り入れができなかったという結果が出ています。
ほとんど半々の確率で、借り入れが断られる、
もしくは希望額に満たないということです。

誰でも借りれる、好きなだけ借りれる、そういう時代ではなくなっています。
逆に言えば、返せる金額しか借りられなくなった、
融資できなくなったというのは、貸す側にも借りる側にも、
トラブルの起こりにくい取引となるわけです。
1人1~2件50万円を目安に、自分が利用者の中で
どのあたりの位置になるか、参考にしてみて下さい。