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おまとめローンが批判されるワケ①

複数の会社からの借り入れをひとまとめにすることで、
金利も、毎月の返済金額も下げられるおまとめローン。
しかしこのおまとめローンに対しては、批判的な意見もたくさんあります。

おまとめローンが批判されているポイントはだいたい3つ。

1つ目は、過払い金返還請求すれば払わなくてもよくなる債務まで、
おまとめローンにすることで払わされるという意見。

2つ目は、おまとめローンにすることで結果的な返済総額が増えるという点。

3つ目は、そもそもおまとめローンにしなければならないくらいの債務なら、
債務整理をすべきだという意見。

これらはおまとめローンをする際の注意点そのものですので、
私個人としては正しい批判だと思っています。
それでは、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

過払い金返還請求すれば払わなくてもよくなる債務まで、
おまとめローンにすることで払わされる

これは、当てはまる人と当てはまらない人がいます。
詳しくは、過払いについて説明している項目を読んで頂くのが一番ですが、
ここでも簡単にご説明しましょう。

過払い金とは、利息制限法に定められた上限以上の金利分で、
払ってしまった利息のことをいいます。過払い金返還とは、
多く払ってしまった利息が返金されることですが、
まだ借り入れしている残高が残っていればそこに充当されることもあります。

この批判が指している問題点は、おまとめローンをすることで、
過払いに気付く機会や、過払いについて会社(借り換える前の会社)に
問い合わせる機会を、お客様から奪いかねないというものです。

確かに、過払いが発生している会社と取引を続けていた方が、
過払いに対する認識は生まれやすいかもしれません。
おまとめローンでは、一本化する前の借り入れは、完済してしまいます。
おまとめローンにする前の会社とは接触の機会が無くなりますし、
今のおまとめローンの金利は過払いが発生しないところで
設定されていますので、もし過払いというものについて
その後に知ったとしても、自分は該当しないと思うかもしれません。

この人がもし過払いしていた場合、払わなくてもよい分まで、
おまとめローンで払ってしまう可能性があるわけです。
この批判の懸念点は確かに重要な問題です。

しかし、おまとめローンをするときには、お客様は自分自身で、
自分の債務を確認します。
どの会社からいくらの借り入れがあるのか、金利は何パーセントなのか。
実は、半ば事務的に毎月の返済金額を払って、引き出せる分を引き出して、
を繰り返している人の中には、自分がどこに・いくらの借り入れがあって、
何パーセントの金利で借りているのかを、知らないという人が驚くほど多いのです。

ですからそういう人にとっては、おまとめローンの話は
逆にきっかけになる可能性もあります。
また、おまとめローンの後でも、過払い金返還請求はできます。
この点については、当てはまる人には一日も早く、
過払いに気付いて頂きたいですね。