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「ソフト闇金」は本当にソフト?

近年、闇金の中でも、「ソフト闇金」と呼ばれるものが増えているようです。
まずは、いわゆる「闇金」とはどのようなものなのかからご紹介しましょう。

闇金(ヤミ金)について

貸金業を営むには、国や都道府県に貸金業者として
きちんと登録をしなければなりません。しかし中には、
この登録をしないまま、つまり無許可で営業しているところがあります。
それが一般的に言う「闇金」です。

闇金は、そもそもが法律を守っていない業者なので、
法律で定められた上限を超える高い金利で貸し付けを行うことがほとんどです。
また、その取り立ても当然、かなり厳しいものであることは
想像に難くないでしょう。
ちなみに、登録している業者であっても、
実際の貸し付けなどの営業方法が違法である場合、
これも闇金に分類していいと思います。

銀行や、適正金利で貸し付けを行う登録貸金業者で
借り入れができなかった人が、困った末に闇金に行き着くものですが、
それほどお金に困っている人が、高い金利で借り入れしたお金を
返せることなどできるでしょうか?返済ができなければ、
脅迫的な取り立てを受ける可能性は非常に高いと言えます。
この取り立て方法についても現在は、貸金業法に定められているほか、
金融庁や貸金業協会などが独自に作ったガイドラインが多数あり、
貸金業者はこれらに沿って営業しているのが普通なのです。

闇金に対しては、サラ金に対する「こわい」というイメージを上回る、
「危ない」という言葉が当てはまると思いますが、
このイメージを文字通り少し柔らかくしているのが、最近の「ソフト闇金」です。

ソフト闇金とは

ソフト闇金とは、だいたい金利を30%前後で
貸し付けしている業者が分類されます。
2006年に改正された貸金業法で定められている、最大金利は20%。
それと比べれば10%も高い金利なのですが、
この金利が「ソフト」だと思われているのです。
その理由は、貸金業法の改正以前の金利にあります。
貸金業法が改正される前、サラ金の金利は29.2%程度であるのが
一般的でした。改正されて大幅に下がった金利ですが、
以前の金利を知っている人にとっては、ソフト闇金の金利は
確かに法律の上限を大きく超えているとはいえ、
改正前の法律上限金利とあまり変わらないではないかということなのです。
このためソフト闇金は、法改正までは30%近い金利で
利用していた人などには特に、手を出しやすいものとなっています。

しかし、この名称や数字に惑わされるのは「危ない」です。
ソフト闇金の実態を、もう少し詳しく考えてみることにしましょう。